彼氏の弱みを握られたヤンキー女子は、セクハラ教師に体を許してしまい・・・
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内容量
全71ページ
あらすじ
「城崎アサミ(きざきあさみ)!放課後話があるから教室に残れ!」
下品な大声でアタシを呼んだのは担任の沼井だった。
女子生徒にセクハラまがいの言動を取りまくる最低ヤローで、コイツとは何度も言い争いになった事がある犬猿の仲だ。
「で、話って何?アタシもヒマじゃないんだけど」
「何を生意気な、お前は帰宅部のヒマ人だろうが」
放課後になり、アタシは嫌々教室に残っていた。
話をしながらも沼井の視線は露骨にアタシの下半身に向いていて、短いスカートから伸びる生足を嘗め回すように見て来る。
こういう所が本当に気持ち悪い、さっさとクビになればいいのに。
「まぁいつまでその態度で居られるかな…コレを見てみろ」
「え…これって…?」
沼井がしわくちゃのズボンから取り出したのは一枚の写真だった。
そこには屈強な男子生徒が、気弱そうな男子生徒を殴る様子が映っている。
その殴っている方の顔に、アタシは見覚えがあった。
「確かお前の彼氏だったな。3年の…なんて名前だっけか?」
「そんな、リュウジ…なんでこんな…」
1つ年上のリュウジとは高校で知り合い、熱烈に口説かれ付き合う事になった。
少し気が短く喧嘩っ早い性格をしているが、彼の男らしい所にアタシは惚れた。
でもまさか学校で、しかも自分より弱そうな相手を殴ってしまうなんて…
「写真はもう一枚あるぞ、おぉこれもヒドイ光景だ」
「なっ…ウソでしょ!?」
2枚目の写真には泣いている男子生徒と、
その生徒の財布からお金を抜き取っているリュウジが映っていた。
暴力だけじゃなくてカツアゲまでしていたのかよ。
最近お金に困っていたみたいだけど、こんな事するなんて、あのバカ…!
「オレも教師だからな、この事を上に報告せねばならん」
「ちょっと待って、そんなことしたらリュウジは…」
「間違いなく退学だろう、その上警察沙汰になるかもな」
そんなことになってしまったら、彼の将来はメチャクチャだ。
馬鹿でどうしようもない奴だけどそれでもアタシはアイツが好き。
どんな事をしても彼を守りたい!その一心でアタシは大嫌いな奴に頭を下げた。
「その写真、無かった事にしてください。お願いします!」
自分でもよくない事をしている自覚はあった。
それでも他に方法が思い付かなくて、アタシは必死に訴え続けた。
「お前は頭が悪いな城崎、そんな事をしてオレに何のメリットが有る?」
沼井は『メリット』と言う言葉をやたら強調して言ってきた。
それさえ示せればお願いを聞いてくれるかもしれない。でも…
「やっぱり駄目だな、今すぐにでもこの写真を…」
「せ、先生の言う事なんでも聞きます!だからそれだけは…許してください!!」
こんな風に言えばどんな事を要求されるか容易に想像出来た。
それでもリュウジを守るにはこうするしかなかった。
アタシが我慢すれば、好きな人を守れるんだから…
「そこまで言われたら仕方ない、カワイイ生徒の頼みを聞いてやろうじゃないか!」
そう言うと沼井はニヤニヤしながら馴れ馴れしく肩を抱いて来た。
反射的に声をあげて抵抗しそうになるが、歯を食いしばって我慢する。
「ありがとうございます…沼井先生…」
汗臭い体臭が鼻を突き、口での呼吸に切り替えながらなんとか返事をした。
こんな奴に良いようにされる事を想像すると、嫌悪感で胸がいっぱいになる。
「それじゃ移動するぞ城崎…もっと人気の無い所にな!」
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