図書室、奥のやわらかな音 [RJ01435711][羊毛再歌]

図書室、奥のやわらかな音 ノベル

断片を読み解くとともに、誰かの心の奥が開いていく。 図書室の奥で拾った言葉たちは、まるで読む者を選ぶように、そっと揺れていた。

作品の内容

図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音
図書室、奥のやわらかな音

作品の説明

静かな図書室の奥で、秘密は紙のかたちをして息づいている。

放課後の図書室。
転校してきた高津遼は、ある日、奥の棚にあった古い一冊の本を手に取る。
ページを開くと、一枚の小さな紙片が挟まっていた。そこには、誰かの手書きの言葉が、短い詩のように綴られていた。
それは、感情の奥をかすめるような、名のない気配。
不思議なほどに遼の胸を揺らし、無意識にその言葉を読み返してしまう。
誰が書いたのかも、なぜ図書室の奥で眠っているのかもわからない。
だが、その紙片は一度見たら忘れられないほど、生々しく、どこか懐かしかった。
翌日も図書室を訪れた遼は、また別の本に、似たような紙片を見つける。
まるで自分を試すかのように置かれたそれらの言葉を、ひとつひとつ拾い集めていくうちに、彼の中で「読む」という行為が少しずつ変わりはじめていた。
静かな図書室、響くのはページをめくる音だけ。
その奥に隠された言葉は、誰のためのものなのか――
遼はまだ、その答えを知らない。

終盤になるまで直接的な行為の場面は出てきません。展開の都合上、行為名も伏せております。
紹介のところに登場順に「紙片」の内容を用意しましたので、そちらから何がなされるのか推測していただけると幸いです。(申し訳ありません)
かなりニッチなつくりになっているかと思いますので、ご購入は慎重にご検討ください。

付録として別ファイルで、紙片に書かれている内容の原本として設定している「断片集」が入っています。
72の断片+αが収録されています。

本編A5/176ページ、34000文字。+付録A5/191ページ、14000文字弱。
PDF2ファイル。

本作品は電子小説です。PDFが読める端末でお楽しみください。
作品内のキャラクターのセリフや思考などの参考、表紙画像にAIを一部使用しております。
「断片」の内容は、その作者の人物像を設定した上で、ほぼAIで作成しております。

作品の詳細情報

販売日2025年07月25日 16時
作者実種ぬるむ
イラスト水生イオ座
年齢指定R18
作品形式ノベル
ファイル形式PDF
その他AI一部利用
ページ数計368
ファイル容量18.72MB
タグフェチ 少女 制服 学校/学園 黒髪 無表情

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