ここワノ国、鬼ヶ島に男を自称する鬼の娘が住んでいた。彼(?)はいつも「僕は、おでんだ!!」と言っていたせいか、いつの間にかその股間には巨大なふたなり・ち〇ぽが生えてしまったのであった。そんな初めての経験に、いま幕を開ける海洋冒険譚!!←嘘
作品の内容




作品の説明
鬼ヶ島の夜は冷えていた。
和の国の冬を思わせる、芯まで染みるような寒さだ。
ヤマトは一人、月を仰いでいた。
胸の内にあるのは、いつもの言葉――「僕は、おでんだ」。
父に与えられた名でも、血でもない。
処刑される間際まで笑っていた男の背中に、心ごと焼き付けられた名だ。
(……おでんは、“男”だ)
“彼”はこれまで、何度も言ってきた。
自分に言い聞かせるように、世界に叩きつけるように。
その夜、違和感は突然やってきた。
最初は気のせいだと思った。
疲労か、寒さか――
あるいは高鳴りすぎた心臓のせいだと。
だが確かな“変化”は、否応なく現実を突きつけてくる。
「え、ち、ちょっ、待ッ……!!」
焦りに声が裏返る。
いつの間にか股間に生えていた男性器を見て、ヤマトは一瞬言葉を失った。
(――じょ、冗談だろ?)
これまで自分が口にしてきた“覚悟”。
ならばと世界のほうから、そのまま返されてしまったかのようだった。
頭が、真っ白になる。
心臓が、早鐘を打つ。
「ちが……いや、違わなくも、ないのか……?」
否定しようとして、言葉が続かない。
僕は、おでんだ。
そのおでんは、本当の男だ。
そう言い続けてきたのは、自分自身なのだから。
「……まあ、僕がおでんだって言い続けた結果なら」
しばらく呆然としたあと、ヤマトは大きく息を吐いた。
混乱は消えない。
けれど、逃げる気も起きなかった。
むしろ肩をすくめて、苦笑する。
焦りの奥から、奇妙な納得感がじわじわと湧いてくる。
「――今さら、驚くほうが遅いか……そうか、そうだな!」
月明かりの下、ヤマトは背筋を伸ばした。
揺らいだのは一瞬だけ。
心の芯にあるものは、最初から変わっていない。
名乗りたい名を名乗り、
憧れた背中を追い続ける。
「そうだ。僕は――おでんだ!!」
言葉にすると、不思議と落ち着いた。
世界がどう変わろうと、自分の歩き方は決まっている。
焦って、騒いで、最後には開き直る。
それもまた、“おでんらしさ”なのだろう。
ヤマトは笑い、夜の冷気を胸いっぱいに吸い込んだ。
前に進む準備は、もうできていた。
それどころか胸は高鳴り、未知への期待感で満たされていたのである。
■収録内容:基本CG21枚・差分込み合計101枚収録
(差分対応によりエフェクトの有無等の切り替えが可能です)
■参考解像度:XGA準拠(モニタ閲覧サイズ)
作品の詳細情報
| 販売日 | 2025年12月27日 0時 |
| シリーズ名 | OPGirlsシリーズ |
| 作者 | Mokusa |
| 年齢指定 | R18 |
| 作品形式 | CG・イラスト |
| ファイル形式 | HTML+画像PDF同梱 |
| ファイル容量 | 82.5MB |
| タグ | おっぱい 汁/液大量 アヘ顔 オナニー 顔射 口内射精 中出し フタナリ |
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